真に立派な少子化対策とは、育児家事労働まで考えることではないか

私は20代の共働き夫婦、1児がおります。

夫とは同じ会社で社内結婚

会社には少子化、女性の社会進出のこの時代に産休、育休と問題なく取らせて頂き。育休から復帰後は出張はできないので仕事の内容も比較的楽なものになり時短もさせてもらっています。

 

それはとてもありがたいのですが

しかし夫はこれまでどおり1ヶ月間の長期出張など普通なのだ。

共働き、産休育休が当然になっても、結局仕事は夫、家庭は妻と振り分けられている気がするのは気のせいでしょうか?

 

現に夫の居ない間は本当に大変。

核家族で手伝ってもらえるような人は周り居なく、まだ小さな子供のご飯やお風呂、後片付けに自分のご飯を食べる時間もままならない。

やっと寝かしつけて自分もお風呂に入り就寝。しかし夜泣きで満足に寝れずに翌朝は飛び起きてメイクに朝ごはんの準備。

保育園に送りに行って自分は仕事、時間を気にしながら仕事をして迎えにかけつけ帰ればまた家事労働のはじまり。

土日は終日育児と家事に追われて、こんな生活を2週間も続ければ風邪を引いてしまう。

しかし、会社は出張中の旦那を看病のために家に帰すことなどはしない。あくまで業務優先なのだ。

 

わたしもそれは理解できる。

仕事を途中でほっぽりだすことは、いかなる理由でも会社にとっては不都合だということを。

 

しかし、それならば最低2,3歳になるまでは共働きの旦那に家事や育児を担うことを困難にさせるのはどうかと思う。

 

お国はお国で保育園もそうだけど、大前提として育児や家事の労働力がどれほど家庭にとって大きな存在なのかを考えてほしい。

マタハラだなんだ、男女雇用均等だなんだと話題にしてくれるのは大変結構なのですが、女性の社会進出の裏側には、男性の家庭進出・育児進出が当然なのでは?

(ちなみに会社にはそんなに家事が大変なのならば家政婦やハウスキーパーを雇えと言われました。それに見合う満足な給与はない)

 

おかげで私は体調を崩し、1ヶ月間休業を余儀なくされた。(もちろんその間も旦那は不在です)

しかし、会社は私が体調を崩して診断書を持っていかなければ休みすらくれない。

 

家事労働ハラスメント、という言葉があるそうですが、それは共働きの家庭であれば妻だけでなくむしろ旦那の問題だと思う。

家事労働、育児労働を甘くみる会社に本当にうんざりした。

右肩上がりの会社も少ない今の日本経済、こんな会社では耐え忍んで勤め続ける意義があるのだろうか?

 会社は妻が家事も育児も仕事も、一手に引き受けることを当然とすることを、私達夫婦は拒みたい。